ペオさんとお話をして環境問題への考えをお聞きし、ぜひ一度お会いしたいですね!
という事で、実際に東京でお会いし、お付き合いが始まりました。
やはりネットやメールだけでは伝わらない、
人と人との触れ合いで人生は大きく変わります。
初めてお会いした時にお互いの夢を語り、共通する未来像を描いている事がわかり、
その時に一例としてバナナが地球を救う可能性があるかもしれない事をお話ししたのです。
アフリカ訪問日記
ワンプラネット・ペーパー ®
アフリカ ザンビアバナナペーパープロジェクト
第一回アフリカ訪問日記2013年5月
~最初の一歩はペオさんとの出会いと、夢から始まりました~
スウェーデン出身の環境コンサルタント、ペオ・エクベリさんとの出会いはもともとは弊社のエコ名刺ユーザーとして ネットからご注文いただいていたお客様のお一人でしてちょっとした質問内容の確認のためお電話した事がきっかけでした。
ペオさんが世界中を飛び回るジャーナリスト時代に訪れたアフリカ ザンビアで現地の人たちに何とか教育の場と就労の機会を提供したいと思い、ペオさんと奥様の聡子さんと一緒に、自費で設立し支援していた「One Planet Cafe'」の現地メンバーにこのバナナペーパー作りの話をもっていこう!ということからこのプロジェクトが始まりました。
~アフリカ ザンビアバナナペーパーの可能性を求めて~
平成22年8月にペオさんがザンビアへ現地視察に入り、バナナはどれくらいあるのか?日本への運送はどうするのか?検疫は?野生生物との関係は?あらゆる事を想定しバナナペーパープロジェクトの挑戦が始まりました!
~なぜアフリカなのか?~
世界の人口の約13%はアフリカ人と言われています。同時に、世界のビジネス(貿易)のわずか約2%がアフリカとつながっています。その結果の一つに「貧乏」や「絶滅危惧種」の問題が続いています。多くのアフリカ人の平均給料は1日でわずか1~2ドル…一方で、豊かな自然や素晴らしい生物多様性、世界で最も低いCO2排出量(※)、そしてエネルギー溢れる国民からなるアフリカは、地球での最もエキサイティングな場所の一つです!私たちの目から見たら、アフリカが今後持続可能な形で発展していくことが期待されています。日本など先進国との協働で、環境、ビジネス、教育や福祉を通じて持続可能な発展のよい事例をつくることができます。
※)1人あたりわずか1トン/年 比較:日本人は10トン
~いよいよバナナペーパー作りに挑戦!~
平成23年3月9日、1年前ペオさんと「バナナの茎が地球を救う可能性がある。すごいエコペーパーになる!ぜひアフリカ ザンビアでバナナペーパーを作りたい!」と熱く語った1年後。
ペオさんはなんと!アフリカ ザンビアへ向かうためにとうとう羽田国際空港に立っていました。
やはり夢は行動すれば実現するのです!
ペオさんの行動力と夢を現実にする力に私も刺激されました。
ペオさんは可能性にしか焦点をあてていません。できる事に集中し、ポジティブに置き換えます。
すごいです!こんなパワーパートナーと一緒に仕事ができるなんて、人生はまさに人との出会いで変わるものです。
思い起こせばペオさんはネットから注文をいただいていた弊社のたくさんいらっしゃるエコ名刺ユーザーのうちのお一人でした。
もしあの日あの時、電話でお話をしていなかったら、まだ出会うことすらなかったでしょう。
アフリカ産バナナペーパー作りは初めての挑戦で、バナナの茎の繊維を取る方法、道具、現地での調達できるもの何もかもが初の事で、全てが挑戦!まずは現地に道具を持ちこめるか?ここからはじまりました。
目的が決まると、方法は無限に出てきます。
あとはフェアトレードの理念に従い、児童労働や危険な労働はしないよう、安全対策、契約書やルール作りなど、すべて作りました。
文字が書けない人もいますし、今まで仕事が無くて働いた事のない人がほとんど。
障害は限りなくありますが、ひとつずつ解決して乗り越えるだけです!
~現地のリポート映像をご紹介します~
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女性たちにインタビューして、
村での仕事を案内します。(3分) -
マネジメントのBillyさんと
先生たちの紹介。(40秒)
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バナナの木の枝を取りに行く
仕事からのレポート。(40秒) -
女性たちの毎日の
ランチからのレポート。(50秒)
The Banana Team アフリカでのバナナペーパーチームの紹介!
先日、水曜日の夜、ザンビアの村の中から急にの電話!
日本のためバナナ繊維を取るチームメンバーの1人:
"Hello! How is Japan? "...とバナナチームからの挨拶。
そう!地震や津波、そして原発のこと...ニュースがなかなか入らないこの村の人々でも
日本の震災について知っている。いつも心配しているので、この「日本は元気していますか?」というメッセージ。
そして "We want to continue our work...Please remember us!" と言われた..."
(「私たちは(バナナペーパー)仕事続けたい...私たちのこと忘れないでください!!」
アフリカの村の人々は、1日平均1~2ドル しか得られないのが普通(国連)。
このザンビアの村の人々にとって、バナナペーパーは貧困問題を超えるチャンス!
日本で個人・会社・団体としてこのバナナ名刺を頼むとき(また印刷会社がバナナペーパーを取り入れるとき)、この村での人々への直接サポートになる。しかも、あなたのおかげで彼らの子どもたちが学校へ行くことができる。
現在、日本のため作る第1回目のペーパー量の半分はすでに注文が届いた、皆さん本当にありがとう! 後は残りの半分...
では、日本のためバナナペーパーを作る中心のメンバーを紹介します。
"私たちはあなたのため、バナナペーパーを作っています!"
アフリカのバナナペーパーのおかげで、現地(エンフエ村)の村の人が今年から授業を受けることができました(英語+数学)、子供達も学校の費用も払うことができました。
そしてマラリア防止のモスキート・ネットも導入できました。
現地の様子を実際に撮影して YouTubeで、Upしましたので、ぜひ見てください。
2013年5月 ザンビアエンフエ村のバナナチーム訪問日記
プロジェクトで活躍している現地メンバーへ訪問して参りました
現地の今の情報をご紹介します(詳細は写真をクリックしてご覧ください。)
札幌千歳からザンビアまでのルート紹介
私たちが滞在したサウスルアレグア国立公園近くのロッジでの生活
サウスルアングア国立公園 モーニング&イブニングサファリ
エンフエ村の生活(バナナチームのメンバーが住んでいる村の様子)
オーガニック バナナ畑(この畑にあるバナナの茎から線紙を取り出します)
ワンプラネットカフェの作業風景
現地の学校訪問
トライバルテキスタイル(村で唯一のフェアトレードカンパニー)
村とは対照的に発展し続けている 首都ルサカ
日本大使館でミーティング
アフリカ会議
2013年6月 横浜パシフィコにてアフリカ会議(TICAD)にワンプラネット・ペーパー協議会メンバーで参加
2016年 ザンビアエンフエ村にてバナナペーパーパルプ工場完成
総合商社 双日プラネット株式会社様も参画いただきました。
ザンビアのバナナペーパープロジェクト(ワンプラネット・ペーパー)
OnePlanetPaper® ワンプラネットペーパーとは
アフリカザンビアエンフエ村のバナナチームのみんながオーガニックのバナナ畑から伐採して廃棄されていたバナナの茎から繊維を取り出し日本の和紙の技術が融合して創られたフェアトレードな地球にやさしい紙なのです。 私たちはサスティナブル(持続可能)な世の中を作り貧困や環境問題の解決につながる紙を目指しております。
(注意)*ザンビアで雇用を産み出すOnePlanetPaper®ワンプラネットペーパーは現在のところアフリカザンビアエンフエ村産のバナナペーパーのみでございます。 他のバングラディッシュ産等のバナナペーパーは違いますのでご注意ください。