
学生だけど、名刺は持っていた方がいいの?



学生が名刺を持っていると、どんなメリットがあるの?
「名刺はビジネスマンが使用するアイテム」というイメージが強いと思います。
しかし、最近では学生でも名刺を持つ方は増えており、就活などさまざまなシーンでの活用が進んでいます。
そこで本記事では、学生にとって名刺がなぜ必要なのか、名刺を持つメリット・デメリット、活用するポイントなどをご紹介します。
- 学生にとって名刺が就活に役立つ3つの理由
- 学生が名刺を持つメリットとデメリット
- 学生にふさわしい名刺4選



まだ名刺を持っていない学生や、就活で周りと差をつけたいと考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
学生にとって名刺が就活に役立つ3つの理由


「学生が名刺?」と疑問に思うかもしれませんが、名刺を持つことで就活においてプラスになることもあります。
学生が名刺を持つ必要がある理由には、主に以下の3つがあります。
- 自分の顔を覚えてもらうため
- 人脈を拡げるため
- 名刺で連絡先の伝達ミスを防ぐ
それぞれの理由を、詳しく見てみましょう。
自分の顔を覚えてもらうため
就活では、いかに企業の方に自分の顔を覚えてもらうかが大切です。
しかし、企業の方は日々多くの学生と接するため、説明会や交流会に参加するだけでは、なかなか覚えてもらえないでしょう。
そこで、活躍してくれるのが名刺です。
名刺があれば、担当者の方に直接自己紹介できます。
担当者の方は、顔を見ながら名刺の情報を確認してくれるため、顔と名前が一致して覚えてもらいやすくなるでしょう。
はじめての説明会や交流会で覚えてもらえれば、2回目、3回目とどんどん距離を縮められるため、周りの就活生と差を付けることも可能です。
人脈を拡げるため
名刺は、人脈を拡げることにも役立ちます。
たとえば、他大学の方と名刺交換を行えば、就活に関する情報を交換できます。
また、企業の方と名刺交換を行えば、後日説明会のお礼メールを送るなど、別の関わりを持つことも可能です。
多くの学生の場合、同じ大学や同じサークル、バイトの同僚など、限られた人とだけの交流になりがちです。
しかし、学生のうちから人脈を拡げておくことは、社会人になってからも大きな糧になるでしょう。
名刺で連絡先の伝達ミスを防ぐため
会社説明会やインターン、面接などに参加する際には、自分の連絡先をその場で記入する機会があります。
名刺を用意しておけば、記入ミスを防ぎやすく、相手に正確な情報を渡すことができるため、連絡が取れなくなるようなトラブルも回避できます。
実際、緊張していたり、急いでいたりすると、メールアドレスなどをうっかり書き間違えてしまうことは就職活動中にもよくあることです。
特にメールアドレスは、一文字違うだけで相手に届かなくなるリスクがあります。
確実に連絡先を伝えたいとき、名刺は非常に役立つアイテムといえるでしょう。
学生が名刺を持つ2つのメリット


学生が名刺を持つことで得られるメリットを2つご紹介します。
- 印象に残りやすくなる
- コミュニケーションのきっかけになる
就活に効果的な名刺を作るためにも、メリットを把握しておきましょう。
印象に残りやすくなる
名刺を持つ学生は年々増えていますが、まだまだ少ない傾向にあります。
必要性でもご紹介したように、企業の方に名刺を渡して自己紹介をしておけば、顔を名前を覚えてもらえるため、周りの学生よりも印象に残りやすくなるでしょう。
企業の方の印象に残ることは、就活においてとても大切です。
コミュニケーションのきっかけになる
説明会や交流会など、多くの学生が参加している場では、なかなか企業の方とコミュニケーションを取るのは難しいかもしれません。
しかし、名刺にはさまざまな情報を表記できるため、名刺交換をきっかけにコミュニケーションを取れる可能性があります。
もちろん、情報を詰め込みすぎてはいけませんが、相手の興味を惹くようなアピールポイントを表記しておくと良いでしょう。
学生が名刺を持つ2つのデメリット


学生が名刺を持つメリットに対し、デメリットも少なからずあります。
- 渡す人・タイミングを図る必要がある
- 名刺だけのアピールでは効果が薄い
作成した名刺を有効活用するために、事前にデメリットを把握しておきましょう。
渡す人・タイミングを図る必要がある
企業の方と名刺交換をする場合は、渡す人やタイミングを図る必要があります。
たとえば、新卒採用に関係のない方に名刺を渡してしまえば、相手を困惑させる可能性があります。
また、説明会や交流会がはじまる前は、準備などで忙しいため、名刺を不快に思われることもあるでしょう。
自分の「渡したい」という気持ちだけで動いてしまうと、かえって印象を悪くしてしまうため、名刺は渡す人やタイミングを見計らって渡すようにしましょう。
名刺だけのアピールでは効果が薄い
名刺交換をしたからといって、企業の方の印象に必ず残るわけではありません。
名刺の内容を工夫したり、説明会時の姿勢や後日お礼メールを送るなど、名刺以外も積極的にアピールが必要です。
名刺は1つのきっかけとして有効な手段と覚えておきましょう。
学生が名刺を活用する2つのポイント


学生が名刺を活用する場合のポイントを2つご紹介します。
- 個人情報を載せすぎないようにする
- 名刺と合わせてきちんとした名刺入れを用意する
個人情報を載せすぎないようにする
学生の名刺には、主に以下のような内容を表記します。
- 大学名
- 学部
- 名前
- メールアドレス
ビジネスマンの名刺と違い、住所などは表記しないのが一般的です。
また、電話番号も必ずしも必要ではありません。
学生が名刺を作成する場合は、自宅住所や個人で使用している電話番号を表記することになるため、個人情報の観点から注意が必要です。
表記する情報は必要最低限にしましょう。


名刺と合わせてきちんとした名刺入れを用意する
名刺作成と合わせて、名刺入れも必ず用意しましょう。
せっかく名刺を持っていても、財布に入れていたり、ファイルに挟んでいては印象がよくありません。
また、企業の方から頂いた名刺を大切にしまうためにも、名刺入れは必須です。
ビジネスシーンで使用しても問題ないような、シンプルなデザインの名刺入れが良いでしょう。
学生にふさわしい名刺4選


学生の方に合うデザインの名刺を4つご紹介します。
写真入りの名刺


この名刺は、学生の中でもとくにデザイン系の方におすすめです。
顔写真に加え、下部に3枚の画像スペースがあるため、自分の作品や制作実績、趣味を伝える写真などを載せることができます。
見た人に自分の個性やセンスが一目で伝わるため、ポートフォリオの一部としても活用できるでしょう。
また、QRコードを使ってSNSやWebサイトに誘導すれば、より詳しい自己紹介やエピソードも共有でき、印象に残る名刺になりますよ。
QRコード入りの名刺


学生が自分を効果的にアピールするための名刺としておすすめです。
LINEやInstagram、noteなどのQRコードを掲載することで、連絡手段を明確に伝えると同時に、興味を持った相手を自分の発信先へ誘導できます。
特にnoteでは、自己紹介や考え方、活動の記録などを掲載することで、「連絡先交換」以上の印象を残せます。
シンプルながら情報が伝わりやすく、学生の個性と発信力をしっかり支えるデザインです。
シンプルなデザインの名刺


この名刺は、学生が初めて名刺を作る際にぴったりのデザインです。
青は「誠実」「信頼感」「知性」などの印象を与える色で、就活やインターンなどのフォーマルな場面にも適しています。
レイアウトはシンプルで見やすく、名前・連絡先・住所といった基本情報がすっきり整理されているため、相手に必要な情報がすぐ伝わります。
親しみやすいフォントも好印象を与え、自分らしさを保ちつつ、ビジネスの場にも通用する名刺です。
名刺のデザインを探したい方は、ニッシンドー株式会社のデザインページをご覧ください。
エコ活動につながる用紙の名刺


名刺用紙にはさまざまな種類があり、エコ活動につながる用紙も多数存在します。
たとえば、弊社ではバナナの茎からできたバナナペーパーなど、本来であれば捨ててしまう素材を活かした用紙で名刺を作成しています。
名刺にはエコに関するマークや、近年話題のSDGsに関するマークなども表記されているため、会話のきっかけになるでしょう。
エコやSDGsに対する取り組みは、企業ベースで求められている課題なので、名刺に使用しておけば注目される可能性が高いです。
自分の考えも表現できるため、エコ活動につながる用紙を活用した名刺を取り入れてみてください。


まとめ


本記事では、学生にとって名刺がなぜ必要なのか、名刺を持つメリット・デメリット、活用するポイントなどをご紹介しました。
名刺を持っている学生はまだまだ少ないものの、活用すれば就活においてプラスに働きます。
企業の方に覚えてもらえたり就活意欲のアピールにもつながるため、ぜひ本記事を参考に名刺を作成してみてください。
エコ名刺は無料サンプルもご用意しておりますので、ぜひご利用頂ければと思います。