
弁護士は、どんなデザインにすれば信頼されるだろう?



肩書きや事務所名は、どう載せれば信頼される?
名刺は単なる連絡先ではなく、あなた自身の第一印象を左右する大切な営業ツール。
特に、弁護士は、名刺で信頼感を与えられるかどうかが案件獲得に直結することも珍しくありません。
そこで本記事では、弁護士が名刺を作成する際に押さえておきたい4つのポイントを解説します。
初対面で安心感と誠実さを伝え、依頼の獲得ができるような名刺を作りたい方は、ぜひご覧ください。
- 弁護士に名刺が必要な理由
- 弁護士の名刺を作るときの4つのポイント
- 弁護士におすすめの名刺デザイン3選



「もっとクライアントを増やしたい」と考えている方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。
弁護士に名刺が必要な理由


名刺を作る必要があるのは理解していても、具体的な目的がよくわからないということもあるでしょう。
ここでは、弁護士に名刺が必要な理由、以下の3つを解説します。
- 顧客との信頼関係を築く第一歩となる
- あとから名刺を見て専門分野が確認できる
- 交流会などで宣伝ができる
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
顧客との信頼関係を築く第一歩となる
弁護士にとって名刺は、信頼感を伝える大切な存在です。
法律相談や依頼は、信頼できる相手にしか任せたいと思わないもの。
名刺に記載された情報やデザインは、初対面での印象を大きく左右します。
わかりやすい肩書きや事務所名はもちろん、清潔感のあるレイアウトや落ち着いた色合いは安心感を与えます。
信頼感を持たれる名刺は、依頼者の不安をやわらげ、結果として案件獲得にもつながるでしょう。
信頼感を持たれる名刺は、案件獲得へとつながる大きな一歩であり、名刺交換は、弁護士として顧客との信頼関係を築くための重要なスタートといえます。
あとから名刺を見て専門分野が確認できる
弁護士といっても、人によって専門分野があります。
クライアントと商談の際に、あなたの専門分野が事前に伝わっているとスムーズに契約が可能です。
一方で、クライアントは弁護士について詳しくないケースがあります。
弁護士なら全ジャンルの法務に詳しいと思われていると、「思ったように対応してもらえなかった」といって契約解除に発展する可能性が高いです。
弁護士の主な専門分野は以下のとおりです。
- 交通事故
- 不動産
- 債務整理
- 企業法務
- 労働トラブル
- ネット誹謗中傷
- 不当要求
名刺交換をする際に、あなたの専門分野や実績などの話をすると、クライアントの印象に残りやすいです。
交流会などで宣伝ができる
新規の案件を獲得するには、交流会などで積極的に名刺を配るのがおすすめです。
たとえば、異業種の交流会がきっかけで、オンラインMTGからベンチャー企業の顧問弁護士になった方がいます。
まずは顧客との接点が大切なため、気軽に宣伝ができる名刺は必ず持ち歩きましょう。
交流会などで名刺を渡すポイントは、イベントの中で一貫して「誠実さ」や「信頼感」を演出しましょう。
できるだけ、お酒は飲まないのが好ましいです。
また、交流会に参加すると、会社の代表や意思決定者と直接繋がれるメリットがあります。
契約の決定権がある人物にアピールできるチャンスのため、もしもあなたが独立したばかりの弁護士なら積極的に交流会に参加して名刺を配りましょう。
弁護士が名刺に記載したい情報


いざ名刺を作ろうと思っても、どこまで何を記載すべきか迷うこともあるでしょう。
ここでは、弁護士が名刺を作るときに記載すべき情報を、必ず盛り込みたい項目と、あるとよりよい項目に分けて解説します。
記載すべき項目
- 事務所名(法人名・屋号)
- 肩書や役職
- 氏名
- 資格・登録番号
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
弁護士が名刺を作る際は、依頼者に安心感を与えるためにも、必要な情報をしっかりと盛り込むことが大切です。
特に事務所名や肩書き、氏名は信頼性を示す基本要素です。
さらに資格名や登録番号を記載することで、専門家としての信用度が高まります。
連絡先となる住所や電話番号、メールアドレスも忘れずに明記しましょう。
適切な情報をバランスよく配置することで、初対面の相手にも誠実さと信頼感を伝える名刺になります。
記載するとよい項目
- 事務所ホームページ
- 自分の顔写真
- 得意分野・専門性
- サービスの紹介
- 士業の徽章(バッジ)
名刺には基本情報に加えて、より信頼感や印象を高めるための情報も載せておくと効果的です。
事務所のホームページURLやSNSアカウントを記載すれば、依頼者が詳しい情報を確認しやすくなります。
さらに、専門分野や得意な業務、具体的なサービス内容を明記すると、依頼につながりやすくなります。
士業の徽章を取り入れれば、視覚的にも信頼感を高める名刺に仕上がるでしょう。
弁護士の名刺を作るときの4つのポイント


弁護士の名刺を作るポイントは以下の4つです。
- 顔写真入りの名刺で信頼感を与える
- カラーごとの心理学で安心感を演出する
- QRコードで自社のHPへ促す
- 業務内容や実績を記載する
順番に解説します。
顔写真入りの名刺で信頼感を与える
弁護士の名刺に顔写真を入れることで、相手に安心感と信頼感を与えられます。
初めて会う依頼者にとって、名刺に顔が載っていると「この人が担当してくれる」という具体的なイメージが持ちやすくなり、心理的な距離も縮まります。
また、多くの弁護士と出会う場面でも、顔写真があれば記憶に残りやすく、後日連絡をもらえる可能性が高まるでしょう。
さらに、誠実な表情や清潔感のある写真は、専門家としての印象をより強めます。信頼感を重視するなら、顔写真入り名刺は効果的な選択肢です。
顔写真入りの名刺について、詳しくはこちらの記事でも解説していますのでぜひご覧ください。


カラーごとの心理学で安心感を演出する
人は、視覚の情報によって無意識に感情を動かされています。
色でも「安心感」を与えられるため、積極的に活用しましょう。
弁護士の名刺におすすめな色の組み合わせは、以下のとおりです。人は無意識に、色によって様々な印象を感じます。
そのため、弁護士に最適な色合いの名刺を選択するのがおすすめです。
信頼感や安心感を与える色は以下のとおりです。
- 深い青
- 灰色
- 黒
フォントは、明朝体が読みやすく最適です。
名刺のレイアウトは、名前や連絡先がひと目でわかるように工夫しましょう。
QRコードで自社のWebサイトへ促す
あなたは既に、自分の弁護士としてのホームページを作成しているかもしれません。
もしホームページがない場合は、X、Facebook、InstagramといったSNSをどれか1つでも始めましょう。
カスタマージャーニーとしては、名刺を受け取った後に「信頼できる人か」ネット上であなたのことを検索する場合がほとんどです。
そのため、名刺交換をする前にネット上であなたのプロフィールやサービス内容がわかるよう記載するのがおすすめです。
可能であれば会社のWebサイトがあると「ちゃんとしてるな」という印象を与えられます。
名刺にQRコードを入れる方法については、以下の記事でも解説していますのでぜひご覧ください。


弁護士におすすめの名刺のデザイン3選


弁護士におすすめのデザインをecobeの中から3つ紹介します。
- パッと見で分かりやすいシンプルなデザイン
- ブルーで信頼感を演出するデザイン
- 写真付きの写真で印象に残るデザイン
デザインに迷っている方は、ぜひご覧ください
パッと見で分かりやすいシンプルなデザイン


パッと見で分かりやすいデザインの名刺を作りたい方は、シンプルデザイン(ビジネス向け)がおすすめです。
白地をベースとしており、すべてのビジネスシーンで利用ができます。
一方で、印象に残りにくいデメリットがあります。
デメリットを補うにはレイアウトなどを工夫しましょう。
シンプルな名刺で、印象に残すためのポイントは以下のとおりです。
- 表面には最低限の情報しか記載しない(名前、事務所、連絡先)
- 裏面に実績やQRコードなど必要な情報を記載する
正面がシンプル過ぎると「裏面になにか書いてあるのかな?」と疑問に感じて、名刺の裏を見てもらえる可能性があります。
名刺を見ている時間が長いほど、印象に残りやすいため覚えておきましょう。
ブルーで信頼感を演出するデザイン


落ち着いたブルーを基調にした名刺は、誠実さや信頼感を相手に伝えることができます。
そんなデザインを求めている方にはスマートビジネスデザイン 横25がおすすめです。
※サイト内検索条件のモノクロをチェックして検索すると、すぐにデザインが確認できます。
横書きのレイアウトは、横型の名刺よりも印象に残りやすく、相手の記憶に強く残ります。
さらに、深みのあるブルーと洗練されたラインが組み合わさることで、知的で信頼性の高い印象を演出します。
ブルーは「冷静さ」と「安定」を象徴する色とされ、士業や法律関連の仕事にもぴったり。信頼感を重視したい方におすすめのデザインです。
顔写真付きで印象に残るデザイン


顔写真付きで印象に残るデザインにするなら、ajo写真付シリーズ201104-024がおすすめです。
※サイト内検索条件の写真・ロゴ入りをチェックして検索すると、すぐにデザインが確認できます。
掲載する写真を撮影する際のポイントは以下の3つです。
- スーツを着る
- 髪型など身だしなみを整える
- 笑顔
受け取った側は、怖い表情の写真よりも笑顔の写真の方が好印象に感じます。
また、弁護士に相談する際に気軽に声をかけやすいです。
もしもあなたが、どんな名刺にしようか迷っているのであれば、顔写真付きの名刺がおすすめです。
ecobeなら、100枚あたりの価格は写真なしが3,800円〜、写真ありが4,600円〜のため金額差はほとんどありません。
無料サンプルを取り寄せて、印刷の仕上がりを確認してみましょう。
まとめ


本記事では、弁護士が名刺を作る際の印象に残すポイントや、おすすめのデザインなどをご紹介しました。
弁護士は、積極的な名刺交換で案件の受注に繋げられます。
また、司法修習生なら就活を有利に進められます。
名刺交換の作法も併せてマスターしておくと、売上アップに繋がるでしょう。
本記事で紹介した名刺作成のポイントや、おすすめのデザインを参考にして、まずは無料サンプルを取り寄せてみてはいかがでしょうか。