日新堂印刷カーボンオフセット名刺の仕組み


カーボンオフセット名刺とは?
例えば・・・
■環境企業のAさんがカーボンオフセット名刺を使いたい

1.Aさんは名刺を環境にいいものにしたいと考えています。そこで、丸吉日新堂印刷のカーボンオフセット名刺を導入してみよう!ということになりました。でも、カーボンオフセットってわかるようでよくわからない。排出権がどうのこうの、というのは聞いたことあるけど。
 
2.そもそもカーボンオフセットとは「CO2などの温室効果ガスを削減する自主的な取組みを行った結果、それでも削減しきれないぶんを他の場所で削減した量で埋め合わせする」ということです。例えば1人あたり年間10トンのCO2を排出していたとします。 それを社会生活が成り立つぎりぎりまで省エネして、5トンまで削減したとします。この残り5トンの一部または全部を別の方法で埋め合わせる、ということです。
 
3.埋め合わせの手段には色々なものがありますが、一般的にカーボンオフセットに用いられているのは、CERやJ-VERと呼ばれる排出権です。
 
4.これらは京都議定書に定められた「京都メカニズム」に則った排出削減の仕組みです。インドやブラジルなど途上国・準先進国において火力発電に代わり風力やバイオマスを利用することによって削減されたCO2をきちんと国連機関が認証し、国や企業が取引できるようにしたものです。また同様にJ-VERは国内で削減されたクレジットです。
 
5.それを「金で解決する」と言われれば元も子もありません。ところがこれによって途上国や準先進国のCO2削減事業にお金の流れが行くようにすれば、どんどん火力発電に代わり風力や小型水力の発電が増えていき、結果的にCO2排出量が削減できているということになります。それは、未来の地球のために非常に重要なことです。
 
6.ちなみに弊社のカーボンオフセット名刺では、オフセットプロバイダー(カーボンオフセット推進事業者)であるマイクライメイトジャパン(株)社の協力を得て、北海道豊頃町にありあます ニッタ株式会社の間伐材プロジェクトを使用しています。カーボンオフセット名刺を利用することで、この北海道の森守る活動を応援していることにもなるのです。
 
7.そしてカーボンオフセット名刺には100枚あたり36.5kgのカーボンオフセットが付いています。つまり、1枚あたり365gであり、1日あたり1gです。1人に名刺を渡せば、1年間1日1gずつの削減になるということです。渡すほうも、貰うほうも、なんだかとても嬉しくなります。
 
8.世界のCO2排出量は温暖化抑止の世論に反し、年々増えています。このままでは100年後には最大で約6℃気温上昇するとも報告されており、そうなった場合の気候危機は想像も付きません。また温暖化には「ポジティブフィードバック」(温暖化自体が温暖化の原因を作り出し、それが連鎖してしまうこと)の危険性も指摘されており、もはや予断を許さない状況にあるのが現実です。私たちが、美しい地球を子どもたちにつないでいくためにも、CO2削減へは本気で取り組む必要があると言えるでしょう。
 
9.カーボンオフセット名刺を使い始めたAさん。「環境にいいことやってるんだね」「おっ、話題のカーボンオフセットだね」と名刺を渡した方にも評判で、「環境事業って、おたくはどんなことしてるの?」とどんどん問合せがやってくるようになりました。 するとある日Aさんは取引先で聞かれました。 
「カーボンオフセットってなあに?」 
「それはですね、そもそもカーボンオフセットとは・・・」 
と説明する事により 名刺交換をする度に 多くの人々にあなたが環境への意識を広めることになり 結果 あなたもエコレンジャーの一人として 地球の未来への懸け橋の役目を担う事になります 
 
現在の地球温暖化はCo2排出以外にもあらゆる問題があるかとは思いますが 地球をきれいにする心 という意味では必ずプラスになります。きれいな空気、水は私たちに潤いを与えてくれます。 自然と地球にやさしい活動のひとつの手段として是非一緒に取り組みませんか?