名刺の裏面にはどんな情報を記載する?ポイントと活用方法を6つ解説
「名刺の裏面にはどんな内容を記載すればいい?」
そのようなご質問にお答えします。
本記事の内容
・名刺の表面と裏面はどう使い分ける?
・名刺の裏面に記載する際のポイント
・名刺の裏面の活用方法6選
会社名や氏名に加えて、Webサイト、SNSアカウントなど、名刺に記載すべき情報は年々増えています。
しかし、表面だけではスペースが足りずに記載していない方も多いでしょう。
そこで本記事では、名刺の裏面を活用するメリットや記載する際のポイント、活用方法についてご紹介します。
名刺の表面しか記載していない方や、たくさんの情報を記載したい方は、ぜひ参考に読んでみてください。
名刺の裏側の活用アイデアはこちらもチェック!
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名刺の表面と裏面はどう使い分ける?
名刺の裏面を考える前に、まずは表面の記載内容をしっかりと決める必要があります。
一般的に表面に記載する内容は以下です。
・会社名
・肩書き
・氏名
・住所
・電話番号(FAX番号)
・メールアドレス
他にも、会社名と合わせてロゴマークを入れたり、肩書きには役職や部署名、場合によっては資格などを記載します。
表面の基本的な情報だけでもかなりの量になるため、バランスよく記載し見やすい名刺にしなければいけません。
また、どこに注目してもらいたいか考えて、文字の大きさなどを調整するのも重要です。
たとえば、名前を他より大きめに記載したり、頻繁に連絡を取りたい場合は電話番号を強調するなど、自分が名刺にどんな役割を持たせたいか考えてみてください。
表面は相手が最初に見る情報なので、詰め込みすぎず余白を大切にし、足りない情報は裏面を上手く活用して記載しましょう。
名刺の裏面を活用するメリット
名刺の裏面を上手く活用することで相手の印象に残りやすくなります。また、伝えられる情報量が増えるため、会話が広がることもあるでしょう。
名刺自体の必要性をあまり感じていない方もいるかもしれませんが、裏面の使い方次第ではビジネスチャンスも広がります。
名刺の裏面に記載する際のポイント
裏面に記載する際、表面と同様にただ情報を並べるだけでは見づらくなってしまいます。
ここでは裏面に情報を記載する際のポイントは次の3つです。
・目的を決める
・記載内容を絞る
・取引先を考える
ひとつずつ見ていきましょう。
目的を決める
裏面に記載する情報で相手に何を伝えたいか、どんな行動を取ってもらいたいか、まずは目的を決めます。
たとえば、会社のことを知ってもらうのが目的であれば、裏面には事業内容と会社のWebサイトなどを記載すると良いでしょう。
また、個人の営業成績アップのために相手との関係を深めることが目的であれば、自己紹介や所有資格など、アピールできる内容を記載するのがおすすめです。
目的によって記載すべき内容は変わるので、まずはしっかりと考えてみてください。
記載内容を絞る
目的を決めたら、どんな情報を記載するか内容を絞っていきましょう。
やみくもに記載すると見づらくなり、知ってもらいたい情報が相手に伝わりません。
また、見づらい名刺は相手に不快感を与えてしまう可能性があります。
見やすさを前提に、相手に一番伝えたい情報は何か考えて記載内容を絞りましょう。
スペースが足りないと感じる場合は、QRコードなどを記載して読み込んだ先で見てもらうのも効果的です。
取引先を考える
取引先を考えて記載内容を決めることも大切なポイントです。
たとえば、日本の企業との取引がメインであれば日本語表記で問題ありませんが、海外の企業との取引が多い場合、名刺を英語表記にする必要があります。
取引先に合わせて裏面の記載内容を変えておけば、相手に好印象をもってもらえるでしょう。
名刺の裏面の活用方法6選
実際に名刺の裏面にはどんな内容を記載すれば良いのでしょうか。
具体的な活用方法を6つご紹介します。
・企業情報を記載する
・自己PRを記載する
・英語表記を記載する
・QRコードを記載する
・顔写真・似顔絵を記載する
・メモ欄にする
順番に解説していきます。
企業情報を記載する
ポイントでもご紹介しましたが、企業情報を詳しく記載していれば自社のことを強く印象付けられます。
たとえば、事業内容や扱っている商品・サービスなどを記載すれば、相手にどんな企業なのか理解してもらいやすくなるでしょう。
また、店舗などに直接来店してもらいたい場合は、住所に加えて地図情報を記載するのも効果的です。
自己PRを記載する
自分のことを相手に印象付けたい場合は、自己PRを裏面に記載しましょう。
相手がたくさんの人と名刺交換をする方であれば、表面の一般的な情報だけでは印象に残らず、「この人誰だったかな…」と忘れられる可能性があります。
自己紹介やこれまでの経歴などを記載して自分をアピールすれば、相手の印象に残るだけでなく、会話が弾むかもしれません。
また、個人事業主の方であれば、業務に関する所有資格などを記載することで、より信頼してもらいやすくなるでしょう。
英語表記を記載する
表面に日本語表記で記載している内容と同じものを、裏面に英語表記で記載するのも活用方法の1つです。
取引先に海外の方が多い場合、日本語の名刺と英語の名刺を使い分ける方法もありますが、常に2種類持ち歩くのはかさばり、コストもかかります。
また、表面に日本語表記と英語表記を両方記載してしまうと、かなり見づらい名刺になるでしょう。
名刺の表と裏で表記を使い分ければ、持ち歩く名刺は1枚ですみ、見やすさを損なうこともありません。
受け取った相手からも、好印象を持たれるでしょう。
最近は海外の方との取引がなくても、「オシャレだから」という理由で英語表記を記載する方もいます。
デザイナーや美容師、ショップ店員の方など、職種によっては英語表記を記載してオシャレに表現するのもおすすめです。
» 英語の名刺作成|社名から住所まで表記のポイントをまとめて解説
QRコードを記載する
会社のWebサイトやSNSなど、伝えたい情報をQRコードにして記載する方法も有効です。
無理に情報を記載せずQRコードにまとめることで、名刺の見た目がスッキリします。
また、URLは相手に直接打ち込んでもらわなければいけませんが、QRコードはスマートフォンで読み取るだけなので見てもらいやすいでしょう。
URLが複数ある場合はLinkTree(リンクツリー)などでまとめページを作成すれば、QRコードの記載は1つですみます。
≫ 名刺に「QRコード」を載せる4つのメリット!作り方と注意点も解説
顔写真・似顔絵を記載する
自分の顔写真や似顔絵を記載するのもインパクトがあり、相手に面白い人など好印象を与えられます。
とくに、接客業や個人事業主の方など、自分の顔を覚えてもらいたい場合に有効です。
顔写真や似顔絵と合わせて、一言メッセージなどを記載するのも良いでしょう。
メモ欄にする
特別伝えたい情報がない場合、裏面をメモ欄として空白にしておく方法もあります。
メモ欄にする場合は、白紙ではなくメモ欄と分かるようなデザインを記載しておきましょう。
名刺印刷業者によってはテンプレートを用意している場合があるので、活用してみてください。
裏面をメモ欄にするのは珍しい方法ですが、相手に使ってもらうだけでなく、事前にメッセージを手書きで記入しておくなど使い方はさまざまです。
なお、自分の名刺であっても相手の前でメモする行為はマナー違反になるので、メッセージなどを記入する場合は必ず事前に準備しておいてください。
まとめ|名刺の裏面を活用し差別化をしよう!
本記事では、名刺の裏面を活用するメリットや記載する際のポイント、活用方法についてご紹介しました。
裏面を活用している方はまだまだ少ない印象ですが、上手く使えばビジネスにも良い影響を与えてくれます。
相手にどんな情報を伝えたいのか考え、ぜひ裏面も有効活用してみてください。