名刺に顔写真を入れる5つのメリット|作成時のポイントも解説
「顔写真入りの名刺ってどんなメリットがあるの?」
そのようなご質問にお答えします。
本記事の内容
・顔写真入り名刺のメリットとデメリット
・顔写真入り名刺を作成する際のポイント
・顔写真以外でインパクトのある名刺とは
名刺交換をしても、なかなか顔を覚えてもらえず悩んでいる方は少なくありません。
名刺は自分自身を表すツールなので、できれば名前も顔も覚えてもらい、ビジネスに繋げていきたいところです。
そこで本記事では、顔写真入りの名刺についてメリット・デメリットや作成時のポイントを解説します。
顔写真以外でインパクトのある名刺についてもご紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
顔写真入り名刺の5つのメリット
顔写真入りの名刺を使用している方はまだまだ少ない印象ですが、メリットがたくさんあります。
ここでは、5つのメリットについて見てみましょう。
インパクトを与えられる
顔写真入りの名刺のメリットは、インパクトを与えられる点です。
ビジネスマンは日々多くの方と名刺交換をするため、文字だけのシンプルな名刺は印象に残りづらい可能性があります。
しかし、顔写真入りの名刺であれば、文字情報以外に持ち主の顔も分かるためインパクト抜群です。
また、そもそも使用している方が少ないため、他のビジネスマンと差をつけられるでしょう。
とくに、大人数と名刺交換をする交流会などでは、顔写真入りの名刺が役立ちます。
相手に覚えてもらいやすい
「名刺は持ち主の分身」と言われるように、いかに名刺交換で自分のことを覚えてもらえるかが大切です。
文字だけの名刺でも、打ち合わせで会話が弾めば覚えてもらえますが、後から名刺を見たときに「この人どんな顔だったかな」と、忘れられてしまうこともあると思います。
顔写真入りの名刺であれば、インパクトがあり名前も顔も両方確認できるため、相手に覚えてもらいやすいです。
安心感や親近感を与えられる
どんな顔写真を使用するかで印象は変わりますが、さわやかな笑顔の写真は相手に安心感や親近感を与えられます。
たとえば、名刺ではありませんが、スーパーで生産者の顔がパッケージに記載されている野菜を見たことはないでしょうか。
また、企業のWebサイトなどでも、代表や社員の顔を載せているところがあると思います。
顔写真を載せる理由の多くは、「私が作りました」「私が担当します」などとアピールすることで、消費者に対して安心感や親近感を与えるためです。
名刺においても写真入りにすることで、受け取る相手に対して安心感や親近感を与えられるでしょう。
話題が広がる
顔写真が入っているというだけで、相手との会話のネタになることもあります。
たとえば、「プロのカメラマンに撮ってもらいました」「入社当時の写真なんです」など、たわいのない会話で場が和んだり、相手から「この名刺いいですね」などと褒められることもあるかもしれません。
名刺交換で会話が弾めば、後の打ち合わせがスムーズに進んだり、新たな仕事に繋がる可能性も高まるでしょう。
ザイオンス効果が得られる
ザイオンス効果とは、「単純接触効果」とも呼ばれる心理効果で、相手と何度も接触することにより、少しずつ好感度や親密度が高まるという現象です。
分かりやすく言うと、最初は興味がなかった人や物でも、会う機会が多かったり目にする機会が増えるなどで、親近感が湧いてくることを指します。
写真で頻繁に見ているだけでもザイオンス効果は得られるため、顔写真入りの名刺を使えば、好感度や親密度を高めていける可能性があります。
遠方でなかなか会えない取引先などの場合にも、顔写真入りの名刺は有効と言えるでしょう。
顔写真入り名刺の3つのデメリット
メリットが多い顔写真入りの名刺ですが、作成する場合はデメリットも知っておく必要があります。
ここでは、3つのデメリットについて見てみましょう。
写真を工夫する必要がある
顔写真ならどんな写真でも良いわけではありません。
たとえば、運転免許証や履歴書に使うような真顔の写真は表情がぎこちなく、かえって悪い印象を与える可能性もあります。
顔写真入りの名刺を作成する場合は、どんな角度で撮るのか、どんな表情をするのかなど、細かく考えて工夫する必要があるでしょう。
コストがかかる
顔写真入りの名刺は撮影費用が必要になるため、文字だけの名刺に比べてコストがかかります。
また、写真入り名刺のテンプレート自体が少ないので、一からデザインしなければいけない可能性もあるでしょう。
最近は、写真館などで撮影から名刺作成までできるところも増えていますが、一般的な「100枚〇円~」よりコストがかかると覚えておいてください。
名刺をあまり重要視していない方や、お金をあまりかけたくない方には、コスパが悪いためおすすめできません。
完成までに時間がかかる
事前に表情やポーズなどの構図を考えたり、カメラマンに撮影を依頼するなど、完成までに時間がかかります。
急いでいるからといってよく考えずに作成してしまうと、せっかくの名刺が意味をなさない場合もあるでしょう。
顔写真入りの名刺を作成したい場合は、時間がかかることを理解し、余裕をもって依頼するようにしてください。
顔写真入り名刺を作成する際のポイント
顔写真入りの名刺を作成するにあたり、大切なポイントを2つご紹介します。
プロのカメラマンに撮影を依頼する
顔写真を撮影する際は、必ずプロのカメラマンに依頼しましょう。
証明写真機や自分のスマートフォンなどでも写真は撮れますが、仕上がりに大きな差が生まれます。
プロに依頼すれば、高性能のカメラで照明のあたり具合なども考慮して撮影してもらえるので安心です。
相手にどんな印象を与えたいか考える
顔写真入りの名刺で、相手にどんな印象を与えたいのかを考えるのも重要なポイントです。
たとえば、「誠実な人」や「まじめな人」という印象を与えたい場合、ポーズなどは加えずほほえむくらいの笑顔に抑えた方が良いでしょう。
また、「元気な人」という印象を与えたい場合、歯が見えるくらいの笑顔と、ポーズをとっても良いかもしれません。
まずは、相手にどんな印象を与えたのか考え、表情やポーズなどを工夫してみてください。
顔写真以外でインパクトのある名刺とは
顔写真入りの名刺以外にも、相手にインパクトを与える名刺はたくさんあります。
似顔絵入り名刺
「顔写真を載せるのは少し恥ずかしい」と感じる方にもおすすめなのが、似顔絵入りの名刺です。
顔写真と同様にインパクトを与えられますし、特徴を捉えた似顔絵で顔も覚えてもらえます。
ただし、似顔絵を使用するとポップな印象になりやすいため、職業によっては向かない場合もあります。
似顔絵入りの名刺を作成する場合は、よく検討してからにしましょう。
用紙にこだわった名刺
顔写真や似顔絵など、自分の「顔」を載せてアピールするのではなく、用紙にこだわってみるのもおすすめです。
たとえば、透け感のあるトレーシングペーパーを使用した名刺は、おしゃれな印象を与えられるため近年人気が出てきています。
また、SDGsの観点からエコ素材でできた名刺にも注目が集まっています。
用紙をこだわることで名刺交換時に話題が広がり、会話が弾む可能性も高まるでしょう。
会話が弾めば、名前や顔を覚えてもらいやすくなるためおすすめです。
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まとめ
本記事では、顔写真入りの名刺について、メリット・デメリットや作成時のポイント、インパクトがある他の名刺についてご紹介しました。
名刺交換で自分を覚えてもらうのは難しいかもしれませんが、顔写真入りの名刺であれば顔と名前を覚えてもらえるだけでなく、話題が広がるなど多くのメリットがあります。
「取引先から覚えてもらえない」などと感じている方は、顔写真入り名刺を検討してみてはいかがでしょうか。