【要チェック】名刺にSNSアイコンを表記する正しい方法とは?
「名刺にSNSのアイコンは表記する場合、どんなことに気を付ければいい?」
そのようなご質問にお答えします。
本記事の内容
・名刺にSNSアイコンを表記する方法
・名刺にSNSアイコンを表記する際の注意点
・名刺にSNS以外のアイコン表記する場合は?
名刺にSNSのアイコンを表記する場合、細かいルールがあるのをご存じですか?
フリー素材をダウンロードして使っている方もいますが、商標権や著作権の侵害にあたる可能性もあるため、正しい方法を知る必要があります。
そこで本記事では、名刺のSNSアイコンについて、表記方法と注意点をご紹介します。
取り組みが進んでいるSDGsのアイコン表記も解説していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
名刺にSNSアイコンを表記する方法
名刺にSNSアイコンを表記する場合、必要なデータを公式サイトからダウンロードしなければいけません。
ここでは、以下のSNSについてダウンロード方法と利用規約をご紹介します。
・Facebook
・Instagram
・Twitter
・YouTube
・LINE
・chatwork
それぞれ見てみましょう。
Facebookは、ブランドストーリーページにあるガイドラインを確認後、記載内容に同意するチェックを入ればダウンロードができます。
通常の青いアイコンに加え、白・黒・グレーも用意されており、さまざまなサイズから必要なものを選べるようになっています。
また、アイコンだけでなくロゴもまとめてダウンロード可能です。
利用規約
・アイコンの周囲には十分な余白を取る
・正しい色を使用できない場合はモノクロを使用する
・Facebookのアイコンを際立てて表示させない
Instagramは、ブランドの概要ページからガイドラインを確認し、記載内容に同意するチェックを入れればダウンロードが可能です。
フォルダ内にはカラーとモノクロのアイコンが1枚ずつ入っています。
利用規約
・デザインが同じであればアイコンの色は変更可能(黒・白を推奨)
・アイコンサイズの半分程度の幅で余白を取る
・見づらくならないように29×29ピクセル以上の大きさで使用する
Twitterは、Brand toolkitページの「Twitter logo」からダウンロードが可能です。
アイコンは丸型・スクエア型・角丸スクエア型の3種類で、それぞれ青・白・黒があります。
ファイル形式も4つあるため、好みのアイコンを選択可能です。
利用規約
・黒いアイコンを使用する場合はTwitterからの承認が必要
・幅は32ピクセル以下で使用しない
・丸型などの枠からロゴ部分だけを切り取って使用可能
YouTube
YouTubeは、Brand resourcesページの「Logos, icons, and colors」からダウンロードが可能です。
アイコンはページの中央あたりにある「Using the YouTube Icon」から必要なデータをダウンロードし、「print」フォルダ内のデータを使用すると良いでしょう。
利用規約
・周囲の余白はアイコン内の三角形のサイズ以上にする
・印刷後の大きさは縦3.1mm以上にする
・赤・白・黒以外の色は使用しない
LINE
LINEは、ページを開くとアイコンが表示されており、AI ( RGB/CMYK )・PSD ( RGB/CMYK )・PNGの形式からダウンロードが可能です。
名刺に表記して印刷する場合は、AIかPSD形式のCMYKデータを選びましょう。
利用規約
・印刷する場合は10mm以下にならないようにする
・アイコンの周囲に十分な余白を取る
chatwork
chatworkは、ブランドガイドラインページの「Chatworkロゴ」からダウンロードが可能です。
PDF・PNG形式それぞれにRGB・CMYKのフォルダが入っています。
名刺に使用する場合は、CMYKのデータを使用しましょう。
利用規約
・周囲にしっかり余白を設けて表記する
・ロゴマークは4mm以上のサイズになるように印刷する
・「Cw-Red」「Cw-Black」などの色は指定のカラーコードを使用する
名刺にSNSアイコンを表記する際の注意点
名刺にSNSのアイコンを表記する場合、共通の注意点があります。
ここでは、2つの注意点を見てみましょう。
デザイン・色を変更しない
名刺にSNSアイコンを表記する場合、デザインは変更せずダウンロードした状態のまま使用しなければいけません。
拡大や縮小などのサイズ変更は可能ですが、比率を変えたり、回転・反転させるなどの加工はやめましょう。
また、指定されている色以外は使用できません。
企業によっては白や黒、グレーなどを用意していることもあるため、名刺をシンプルに統一したい場合はモノクロのアイコンを使用してください。
公式サイトからダウンロードする
インターネット上にはさまざまなフリー素材があり、個人がデザインしたSNSアイコンもアップロードされています。
しかし、公式以外のアイコンは商標権や著作権の侵害にあたる可能性があるため、使用しないでください。
また、自分で作成したSNSアイコンを名刺に使用するのもNGです。
各サイトのガイドラインを読んだうえで、公式のデータをダウンロードして使いましょう。
名刺にSNS以外のアイコン表記する場合は?
SNSだけでなく、以下のアイコンを表記する場合のダウンロード方法や表記ルールをご紹介します。
・各項目を表すアイコン
・SDGsのアイコン
それぞれ見てみましょう。
各項目を表すアイコン
各項目の先頭にアイコンを表記するデザインは、見やすさから人気があります。
たとえば、住所の前に家のアイコン、メールアドレスの前に手紙のアイコンなど、組み合わせることで統一感がでるのはもちろん、一目で情報が分かる名刺になるでしょう。
アイコンを表記する場合は、名刺作成時のテンプレートを利用したり、商用利用できるフリー素材などをダウンロードするのがおすすめです。
SDGsのアイコン・ロゴ
SDGsを支援する企業であれば、名刺にアイコンやロゴを表記できます。
使用する場合は、国際連合広報センターの「SDGsのポスター・ロゴ・アイコンおよびガイドライン」から、必要なデータをダウンロードしてください。
17のSDGsアイコンは単体でも使用可能で、ロゴなどと組み合わせて名刺に表記することで、SDGsへの取り組みをアピールできます。
利用規約は基本的にSNSと同じで、ダウンロードしたデータをそのまま表記します。
国連のマークが付いたロゴやアイコンは関連する団体以外は使用できないので、間違って表記しないように注意が必要です。
まとめ
本記事では、名刺にSNSやSDGsのアイコンを表記する方法と注意点についてご紹介しました。
アイコンを表記することで、見やすく統一感のある名刺は作成できますが、公式からダウンロードしたデータをガイドラインに沿って使用しなければいけません。
名刺作成後トラブルにならないように、使用するアイコンの情報を事前に確認しておきましょう。