【名刺管理】ソフト選びのポイントと個人・法人別おすすめ5選
「名刺管理ソフトはどれを選べばいいの?」
「おすすめの名刺管理ソフトはある?」
そのようなご質問にお答えします。
本記事の内容
・名刺管理ソフトとは?
・名刺管理ソフト選びの3つのポイント
・おすすめの名刺管理ソフト5選
名刺をファイリングしたり、エクセルに情報を入力して整理するなど、管理方法はさまざまですが、近年名刺管理ソフトを活用する方が増えています。
名刺管理ソフトにはさまざまな種類があり機能や費用などは異なるので、特徴を知って自分に合うものを選ぶことが大切です。
そこで本記事では、名刺管理ソフトの概要とソフト選びのポイント、おすすめのソフトをご紹介します。
名刺管理で悩まれている方や、どのソフトを選べばいいか迷っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
名刺管理ソフトとは?
名刺管理ソフトを利用するメリット
名刺管理ソフトを利用する1番のメリットは、管理がしやすくなる点です。
たとえば、名刺をファイリングして管理する場合、ファイル自体の保管場所が必要になったり、こまめに整理したりしなければ名刺を探す際に時間がかかるでしょう。
名刺管理ソフトを利用すれば紙の名刺をファイリングしておく必要がなく、情報をすぐに得られます。
また、社内全体で利用すれば個人が得た名刺の情報を共有できるため、業務の効率化やビジネス拡大につながるかもしれません。
名刺管理ソフトを利用するデメリット
名刺管理ソフトを利用する場合、これまでファイリングなどで管理していた名刺の登録作業が必要です。
1枚1枚スマートフォンなどで読み込まなければいけないため、時間がかかってしまいます。
時間短縮のために登録代行サービスなどもありますが、枚数に応じて費用がかかるでしょう。
また、法人向けソフトの多くは、さまざまな機能が使える分利用料もかかります。
有効に利用すれば業務の効率化につながりメリットも多いですが、使いこなせなければ無駄に感じるかもしれません。
名刺管理ソフト選びの3つのポイント
名刺管理ソフトは、シンプルなものから多くの機能がついたものまでさまざまです。
自分に合ったソフトを選ぶためにも、3つのポイントをおさえておきましょう。
名刺ソフトの利用区分・機能を確認する
名刺管理ソフトには個人向けと法人向けのソフトが存在し、それぞれで機能が異なります。
個人向けソフトの多くは、名刺情報をデータ化して整理するだけのシンプルなもので、たくさんの機能はついていません。
反対に、法人向けソフトは名刺管理に加えて社内での情報共有や、取引先の人事情報の確認、営業メールの一括配信など、さまざまな機能が利用可能です。
もちろん、個人向けの無料ソフトでも多機能なタイプや、法人向けの有料ソフトでもシンプルなタイプはあるので、選ぶ際は個人向け・法人向けそれぞれの内容をしっかり確認して、適切なソフトを選びましょう。
読み込み方法を確認する
名刺管理ソフトを利用する際、まずはじめに名刺の登録が必要なので、データの読み込み方法を確認しましょう。
たとえば、スキャナでの読み込み、スマートフォンアプリでの読み込み、両方できるものなど、ソフトによってさまざまです。
また、短時間で大量に読み込みできる専用スキャナを、ソフトと合わせて利用できる場合もあります。
名刺の量や使用頻度を事前に確認してから選ぶのも、ポイントの1つです。
月額費用を確認する
個人向けソフトは、名刺情報をデータ化して整理するだけのシンプルなものが多いので、登録すれば基本的に無料で利用できます。
反対に、法人向けソフトは多機能な分、利用料が必要です。
名刺の登録数に応じて利用料が変わるプランや無制限のプラン、名刺管理以外の機能を使えるプランなど、有料ソフトの中でも使い方に応じて利用料が異なる場合があります。
名刺管理ソフトは、費用と使える機能を天秤にかけて選びましょう。
おすすめの名刺管理ソフト5選
名刺管理のおすすめソフトを個人向け・法人向けに分けて5つご紹介します。
個人向け無料ソフト①|Eight
Eightは、法人向けの名刺管理ソフト「Sansan」が個人向けに運営する、無料の名刺管理ソフトです。
アプリで撮影した名刺情報をAIと手入力で素早くデータ化してくれるため、正確な情報をいつでもPCやスマートフォンから確認・管理できます。
また、URLやQRコードを送信するだけで、オンライン上でも気軽に名刺交換が可能です。
Eightでつながった相手の近況情報が分かったり、企業の情報収集や求人の応募など、名刺管理だけでなくさまざまな機能があります。
登録すれば無料で利用可能ですが、名刺データをダウンロードして管理したい場合は月額480円のEightプレミアムへの加入が必要です。
Eight詳細:https://8card.net/
個人向け無料ソフト②|myBridge
myBridgeは、「LINE」が運営する無料の名刺管理ソフトです。
スマートフォンから読み込んだ名刺情報を、文字認識技術と手入力で正確にデータ化できます。
個人名刺帳と共有名刺帳があるため、社内全体での情報共有・一括管理も可能です。
また、登録した情報をエクセルでダウンロードしたり、LINEで共有するなどの機能もあります。
追加料金は必要なく、全ての機能を無料で利用可能です。
myBridge詳細:https://jp.mybridge.com/home
個人向け無料ソフト③|Wantedly People
Wantedly Peopleは、Wantedlyが運営する無料の名刺管理ソフトで、400万人以上が利用しています。
スマートフォンで同時に10枚まで読み込みでき、AIによって正確にデータ化されます。
また、登録相手の近況も見られるため、昇進や移動などの情報もすぐに確認可能です。
追加料金は必要なく、全ての機能を無料で利用できます。
Wantedly People詳細:https://people.wantedly.com/
法人向け有料ソフト①|Sansan
Sansanは、名刺管理サービスシェア83%を誇る有料の法人向け有料ソフトです。
CMも放映されており、金融機関や大手企業など8000社を超える企業が利用しています。
アプリだけでなく専用のスキャナで読み込みできるため、100枚の名刺を約5分でスキャン可能です。
名刺を管理・共有するシンプルなプランから、データを分析してビジネスをに繋げていくプランまで3つ用意されており、事前に問い合わせてプランを選ぶ必要があります。
また、専用スキャナは1台につき月額1万円の利用料が必要です。
Sansan詳細:https://jp.sansan.com/products/sansan/
法人向け有料ソフト②|名刺de商売繁盛
名刺de商売繁盛は、ヤマトシステム開発が運営する法人向け有料ソフトです。
スマホやタブレット、スキャナ、複合機とさまざまな機器から名刺情報を取り込めます。
初期費用なし・月額3万円で利用でき、人数無制限なので大人数でも利用料金は変わりません。
登録枚数が20万枚を超えると追加で3,000円必要ですが、比較的価格を抑えて利用できます。
名刺de商売繁盛詳細:http://www.yamato-meishi.jp/
補足:管理しきれない場合は、処分するのもあり
しかしながら、これまでもらったすべての名刺をツールで管理するのは少し大変ですよね。
中には、まったく連絡を取らなくなった人や会話した内容すら思い出せない人もいるはず。
もし管理しきれない名刺がある場合は、処分することも検討してみましょう。名刺の処分方法については、以下の記事を参考にしてみてください。
【捨てられないあなたへ】名刺を処分する基準から管理方法まで徹底解説
まとめ
本記事では、名刺管理ソフトの概要とソフト選びのポイント、おすすめのソフトをご紹介しました。
名刺管理ソフトには個人向け・法人向けがあり、それぞれで機能が異なります。
また、ソフトごとにできることも違うので、機能や費用から自分に合ったソフトを選んでください。
無料体験できるソフトもあるため、まずは体験版で利用してみると良いでしょう。