2011-02-08号

本日のトピックス1】2】3】(2月8日号)

 

1.【価値創造の原点に帰る】

 

先日お招きいただいたあるパーティーで、

日本の商業をけん引してこられた大先輩らのスピーチを拝聴した。

 

そこである方が、日本の商業にとってのこの50年をこう総括された。

「それは産業化の50年だった」

 

50年前と言えば、

日本が高度成長期を走り始めた頃だ。

 

そこから今日に至るテーマは、

確かに産業化だったと思える。

 

店舗のチェーン化や情報システムによって効率を上げ、

商品回転率など数字を重視し、

様々な手法によって産業化を進めた時代。

 

産業化が競争力にも収益にもつながった。

 

しかし、その時代はもう終わったと、

先程のスピーチは続いた。

 

商業は原点に立ち返る時期に来ていると。

大先輩のおっしゃる原点回帰とは、

価値創造時代の到来だと、私は思う。

 

お客さんを豊かにする売るべき商品やサービスを定め、

その価値を伝え、心の中に価値を生む。

 

それは新しい取り組みではあるが、

商品の原点でもある。

 

私は、戦後の混乱期から高度成長期にかけて現場でバリバリ商売を

やっていた方の話を聞くのが好きだ。

 

そうゆう方々の回顧談が、

たいがい価値創造の話であるからだ。

 

たとえば、ある地方百貨店の元オーナーの第一歩は、

戦後始めた小さな化粧品店だった。

 

開業時、化粧をしている女性は町にほとんどいなかった。

化粧を必要とする人がおらず、

誰も価値を知らないので、

商品を陳列しただけでは売れない。

 

そこでまず、

化粧する価値を地域の人々に伝え、

化粧品を利用してもらいながらファンを増やし、

売るものを徐々に広げていったと言う。

 

これはまさに価値創造の営みである。

 

これまで全国の仲間たちと続けてきた価値創造について、

つくづく思う。

 

それを時代が求め、

お客さんが望んでいると。

 

今こそ商売は原点へ帰る。

そして、ここからまた始まるのである。

 

(日経MJ1月12日号より)

 

 

2.【商品開発の秘話 絵本に】

 

絵本出版など手がける、

えびばで号(東京・新宿、土屋健社長)は商品の販売促進用に

企業からオリジナル絵本の製作を請け負う事業に乗り出す。

 

食品や化粧品などのブランド物語や開発の苦労などを

親しみやすい絵本とする。

 

農産物を売り込みたい地方自治体なども含め、

初年度に20件程度の受注を目指す。

 

東京・銀座で1月中旬に洋菓子店を開く食品・化粧品会社、

ニュートリション・アクト(東京・港)が採用。

 

「空とぶ化学者とバウムクーヘン」というタイトルの約50ページの絵本とした。

 

化学者出身の社長のバウムクーヘンにまつわる思い出や、

原料へのこだわりなどを描き、

3万冊を買い物客に無料で配る。

 

受注金額は装丁や部数などによって異なるが、

1冊あたり300?500円を想定。

1万冊から製作を請け負う。

 

ブランドイメージなどを伝えるうえで、

「絵本は親しみやすく読みやすい。他の販促物より印象に残る」とし、

業界から受注を目指す。

 

同社は絵本作家約10人を抱え、

作家養成講座も開く新興出版社。

 

少子化など市場縮小が懸念されるなか、

販路を書店だけに頼ったままでは成長に限界があると判断し、

新規事業を育てる。

 

(日経MJ1月12日より)

 

 

3.【ケナフペーパーについて】

《ケナフとはどんな植物?》

 

アオイ科ハイビスカス属の一年草で別名をホワイトハイビスカスとも呼ばれます。

成長が極めて早く、約半年で茎の太さ約3?5cm、高さ3?4mに達します。

皮の部分(靱皮)、芯の部分、全て紙の原料として利用できるなどまさに木材に替わる

最適な非木材資源とされているそうです。

 

ケナフは非木材繊維生成植物中最も成長が速く、

単位面積当たりの繊維収穫量が多く、

かつ木材パルプに最も近い性能や風合いが得られるので、

資源植物として大きな期待をもたれています。

 

成育中に於いても二酸化炭素の吸着量が木の数倍あり、

地球温暖化の主要原因と言われる二酸化炭素の増加を抑えることにも役立ちます。

 

また土中の窒素やリンの吸収効率も大きく、

環境浄化能力の優れた性質を持ちます。

 

ケナフを教材とした環境教育活動なども行われているそうです。

未来の為にもっといろんな環境教育が広がればいいですね。

 

《名前の由来・栽培》

語源はペルシャ語で麻という意味です。

 

アフリカが原産地でインドやタイ、中国南部など熱帯に近いアジア地域のほか

中南米で栽培されてます。

 

《成分》

香りの良い成分やたんぱく質、カルシウム、ポリフェノールなど、

ほうれん草よりも高い栄養素が含まれているそうです。

まだ解明されていない未知の成分があるとも言われているようです。

食べる事もできるそうなので、

凄い食材かもしれませんね。

 

《水質浄化》

水中の窒素やリンを吸収して、

水質改善にも役立つそうです。

 

《農業への影響》

ケナフはクリーニング草とも言われ、

化成肥料や農薬で土壌が弱った肥料過多でバランスの悪い地質を

改善してくれるそうです。

 

 

《ケナフを使った商品》

・紙類(ノート・封筒・名刺など)

・あぶら取り紙

・タオル

・石鹸

・コーヒーフィルター

・壁紙

・フローリング用掃除シート

 

ケナフから色んなものを作れば、

木を切らずに済むので、まさに救世主的な存在ですね。

 

 

《ケナフが紙になるまで》

 

1.ナイフやはさみを使ってケナフを外皮と芯に分け、それぞ・?5cm位に切る。

ここで外皮と芯を分けずにそのまま使ってもOK。

切ったケナフをひたひたの水で30分?1時間煮て、

布袋に入れてよく洗いする。

その後、金槌でたたいて繊維状にしやすくする。

 

2.水酸化ナトリュウム12gを水120mlにとかす(10%濃度)。

同様に粉石鹸12gを水120mlに溶かす(10%濃度)。

 

3.第1項のケナフを鍋に入れ、

それが浸るくらいの水と第2項の溶液を加えて1?2時間煮る。

途中で水を加えながら繊維が柔らかくなるまで続ける。

 

4.煮沸し終わったら、ケナフを鍋から取り出して十分水洗いし、

まだ堅い部分は金槌で叩いてほぐし、10秒弱ミキサーにかける。

白い紙を作りたい場合は漂白剤と水を同量入れた液に3?5時間位浸して漂白する。

 

5.金網のザルに取り、水でよく洗う。

保存する場合は約30g くらいずつ絞って丸め、

冷蔵庫に入れて保存する。

 

○紙すき○

1.出来上がった乾燥パルプ15g当たり約1,000mlの水を加え、

ねり(粘質物)を適量加えて約30?60秒間ミキサーにかける。

これをコップに5等分しておく。

 

2.はがき5枚当たり15gのパルプが目安。

プラスチックトレイに水を入れて紙すき器をおき、

その中にコップ1杯分のパルプ液を静かに入れ、平らにする。

 

3.静かに紙漉器を両手で持ち上げ、

すき上がった紙を平らな面に置き、

その上に木綿布と吸水性の紙数枚を載せ、

ベニヤ板をその上から軽く押しつけて水を搾る。

 

4.水が絞れたら、ベニヤ板を下に、網を上に反転させて、

網の端の方からめくるようにしてはずすと、湿紙が得られる。

 

5. 湿紙をはずして、平らな面に軽く張り付けて乾燥させると、

手漉きの紙が出来上がる。

急ぐときは、あて布をかぶせてアイロンをかけると、

すぐに手すき和紙が得られる。

 

 

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