2010-12-21号

本日のトピックス1】2】3】(12月21日号)

 

1.【昆布の価値伝えるおむすび店】

 

おむすび店での『価値を伝える』話である。

 

この店の商品に昆布のおむすびがある。

通常は160円だ。

このたび、具の昆布を別の昆布に変え、

価格を20円上げることにした。

 

実は以前にも昆布を変えて値上げしたことがあるが、

あまり売れなかった。

 

当時、店主はその理由を価格だと考えた。

新しい昆布を使うと原料コストが上がるため、

前回も180円にせざるを得なかったのだ。

 

売れなかったのは、お客が昆布おむすびに出せるのは

160円が限度だから、と解釈した。

 

しかし、今回は売り方を工夫した。

商品名を「3年熟成天然真昆布」とし、

店頭販促(POP)には

「昆布のうまみがご飯にしみ出す製造後2時間、

今が食べごろです」と商品にまつわる物語を書いた。

 

すると、もともと1日15個前後だった昆布おむすびの売れ行きが、

連日30個になった。

値段が高くなっても、より売れるようになったのだ。

 

昆布そのものも売ってみた。

こちらも高値だが、POPのキャッチを

「ご飯の下に昆布を隠して食べる?」とし、

昆布のうまみがしみ出す良さを訴求した。

 

お客の反応は良く、

店頭スタッフとの会話にもつながり、

購入に至る人が続々出現した。

 

店主は今回、

事前に生産者にインタビューしたことが良かったという。

生産者の顔が見え、その熱意が感じられ、

売る側の気合も変わったと。

 

いろいろなエピソードを聞き、

店主自身が面白いと感じたことを

基に訴求点を考えたので、

特に悩みもせずにPOPの言葉が浮かんだという。

 

このエピソードには価値を伝えることの極意が示されている。

 

そして今回、

店主はお客から感謝の声を多くいただくことで、

店頭スタッフにやりがいが生まれることにも気づいた。

 

お客も知らない価値を伝える。

そこに商売本来の意味や醍醐味がある。

 

(日経MJ12月1日号より)

 

 

2.【排出枠付きの名刺・封筒】

 

名刺・封筒メーカーの山桜(東京・中央)は、

製造の過程で排出される二酸化炭素(CO2)を相殺する

「カーボン・オフセット」を取り入れた名刺・封筒を月内に発売する。

 

顧客の要請に応じたCO2の排出枠付きの商品も受注生産する。

環境対策を意識する企業などに向け、売り込む。

 

中国の水力発電設備から国連認証の排出枠500?を購入した。

材料となる用紙の製造・調達から、

自社工場での断裁、

輸送まで一連の生産過程で発生するCO2排出量を算定。

 

500?の排出枠は封筒約2500万通と、

名刺15万人分の製造で発生する排出量に相当する。

 

カーボンオフセットの対象商品は20品目。

100枚入り名刺1箱で約200?分のCO2をオフセット(相殺)する。

オフセットを証明するマークは製品に印刷。

価格は封筒の場合、通常品と比べて5%程度上昇する。

取引先の印刷会社経由で注文を受ける。

 

各企業の要望に応じて、

排出枠を自由に設定・付与できる商品も販売。

名刺や封筒以外の商品にも対応する。

名刺などはビジネスに不可欠な商品だけに、

注目を集めそうだ。

 

(日経MJ12月1日号より)

 

 

3.【間伐材ペーパーについて】

 

【間伐材の重要性】

森林は大きく人工林と天然林に分かれます。

天然林は自然のままの森林、

人工林は人間が木を植え育てる森林です。

 

天然林では多種多様な樹種と、

多種多様な樹齢の樹木で構成されているのに対し、

人工林ではほとんどの森林が1種類の樹種・樹齢の樹木で

構成されているのが特徴です。

 

人工林は天然林に比較して短期間に大量の木材を

生産することができます。

 

『なぜ人工林は間伐するのか?』

樹木を太く、まっすぐ育てるために、最初は細かく植林をし、

後に樹木の成長に合わせて伐採することで光の量を調整します。

これが「間伐」です。

 

また、すべての苗が良い苗だとは限りません。

間伐には悪い苗を淘汰して良い苗を選別する働きもあります。

間伐をしないと、樹木はひょろひょろになります。

 

さらに、樹木の大きさに対する葉の割合が少なくなるため、

十分な光合成ができず、栄養状態が悪くなります。

 

そのため、強風や豪雪で折れたり、病気にかかったり、

虫に食われたりする危険性が高くなります。

 

【なぜ間伐材は利用しなければならないのか?】

主な理由として、2つがあります。

 1. 間伐材や間伐材を使用した製品が流通することにより、

森林の整備が進むこと。

 

木材は地球上で数少ない再生可能な資源です。

 

間伐材などの木材・木製品の利用が進むと、

最終的にその利益が造林や間伐などの森林整備に充当されることになり、

森林資源を循環的に利用することが可能になるのです。

 

しかしながら、現在では間伐材の利用があまり進んでいないため、

森林資源を循環的に利用することが困難な状況となっています。

 

2. 二酸化炭素の発生を抑制すること

地球温暖化の原因の一つとして大気中の二酸化炭素濃度が

上昇していることが挙げられていますが、

二酸化炭素は植物の光合成により植物体内に取り込むことができます。

 

特に樹木は幹に大量の炭素を保持することができます。

また、植物は腐らせてしまうと微生物等の働きにより、

植物体に取り込まれた炭素を二酸化炭素として

大気中に放出してしまいますが、

住宅や家具などに木材を使用することで炭素を固定し、

放出量を減少させることができるのです。

 

間伐前より倍の二酸化炭素貯蔵能力があるとすると、

年間当たり約1.9tの二酸化炭素削減に貢献することになるんですね。

 

 

【造林補助金】

国・都道府県・市町村には、森林の現況調査など森林の手入れ

に欠かせない活動をするためにはお金がかかってしまいます。

 

そこで造林補助金とゆうのがあり、国の定めた方法に沿って

間伐を行うと、通常より高い補助率で造林補助金が受けられるという

メリットがあります。

 

また、補助を受けるのに該当するのは下刈り、

植林、間伐、偕伐等で普通林、

保安林で単価が違いがあり補助金の窓口も都道府県で異なるなるので、

補助金をお考えの方は問い合わせてみると良いでしょう。

 

【間伐材の紙以外のリサイクル方法】

間伐材は名刺やノート・はがきなどに使われていますが

紙以外にも「割り箸」「家具」「ガードレールや道路標識の支柱」

「清涼飲料水の容器」「壁材」「公園の遊具」「うちわ」

「食器」「消臭剤」など色んな用途で使われています。

 

【間伐材として使用されているのはどこの木?】

国産間伐材100%の紙というのは市場に出回っていない

(私の森.jp編集部調べ)

「国産間伐材の安定供給が難しいから」というのが理由ですが、

紙への利用に関してはまだ価格や流通面などにおいて、

大きな課題があるようです。

 

紙ではないが、間伐材の割り箸では北海道の下川町シナの木、

吉野の吉野杉、浜松北部の天竜杉を使用

面白いところでは、間伐材丸太のガードレール。

これは長野県内のカラマツを使用している。

 

【間伐材の伐採から紙への工程】

間伐材を砕いてチップ(木屑)にする。

チップを薬液とまぜて大型の釜に入れ

110?160℃の蒸気で2?3時間かけて蒸し

チップの繊維(セルロース)をその他と成分と分離する。

(←この工程を蒸解と云う)

 

蒸解の後、パルプ(←繊維の塊をパルプと云う)を叩解機に投入。

間伐パルプと古紙をまぜ抄紙機に投入、抄紙機の網(ワイヤー)にパルプを

シート状に乗せて脱水後、フェルトベルトに移し上から圧力をかけて

脱水熱で乾かし紙にする。

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