2010-12-01号

本日のトピックス1】2】3】(12月7日号)

 

1.【子供の気持ちをつかむ店】

最近、私がよく知るさまざまな業種の店から、

立て続けにお聞きした話がある。

 

それは、自分の店が子供たちに強く支持されている、

という話である。

 

そのうちの一店は子供服の店だから、

確かに子供が多く訪れる。

とはいえ、子供服店の顧客は通常その親であって、

当の子供に支持されているという話はあまり聞かない。

 

しかしこの店は、

たとえば常連客のある母親からいただいた手紙に、

9歳の息子さんが、

いかにこの店のことを好きなのかが長々とつづられていた。

 

そのなかにはこのような内容のくだりがあった。

「息子の生活はこの店と共にありました。お店の会報誌を大切にファイルに入れ、

宿題もマラソン大会も、後でこの店に行ける、と頑張りました。

そして、ポイントをため、2時間店長になりました。

その時の写真入り色紙は、リビングのメインに貼ってあります」

 

子供に支持されているというほかの店にはクリーニング店もある。

クリーニング店となると、

ほとんど子供には縁の無い店と思えるだろう。

 

この店とて、お菓子などを売っているわけでもない。

しかしここには、多くの子供たちが立ち寄るのである。

 

先日聞いた話はこうだ。

ある日ここに小学生の女の子3人組が立ち寄った。

実はこの店、近く移転を計画しているのだが、

そのことを告げると、彼女たちは一様に「えー!」

「どこに移っちゃうの?」「やだー」と言う。

 

店主もこの反応にはうれしくもとまどった。

そこで移転するのはすぐ近くだと教えると、

一同「あー、安心した」となったのだそうだ。

 

いずれもまだ小さな子供たちである。

ゆえに彼らは、安さや特典、利便性などではなく、

ただ純粋にこの店が好きなのだ。

 

これほどに人の心をつかむ店。

その秘密を考えてみたい。

続きは次回。

 

(日経MJ113日号より)

 

2.【パーソナルギフト】

 

多くの企業は自家消費ママーケットに目を向けるが、

誰かにモノを贈るパーソナルギフトの市場も想像以上に大きい。

 

その内容は時代と共に変化している。

中元・歳暮などのソーシャルギフトは世代が若くなるほど減少し、

手土産や友人・同僚とのコミュニケーションツールとなる

パーソナルギフトは拡大している。

 

パーソナルギフトの予算は千円から3千円程度が主流で、

従来はお菓子類が多かった。

 

この価格帯で喜ばれる最適なアイテムとして想起するのが

スイーツくらいしかなかったからだ。

 

女性が贈られて嬉しい商品を調べてみると、

意外なアイテムが登場する。

 

例えばハンドクリームやアロマキャンドル、リップクリーム、

アロマディフューザーといった化粧雑貨だ。

 

自分用に購入するときには金額の手ごろなものを選ぶ傾向が強いが、

ギフトの場合は少し値の張る商品をもらうと非常にうれしいという声が多い。

 

イデアインターナショナルが展開する

オーガニックライフスタイルブランド「テラクオーレ」は、

こうした需要をしっかり取り込んでいる。

 

同ブランドは医療や料理にも活用されてきたハーブなどオーガニック原料をつくる

イタリアの農家と提携し、

一番人気のハンドクリーム(1575円)はラベンダーの香りをベースにミツロウ、

グレープシードオイル(ブドウ種子油)、コメヌカ油、ヤシ油などの成分で

製造している。

 

「もらって一瞬でなくなるものでなく、

自分で買うのはちゅうちょするが本当は愛用したいアイテム」

が選ばれる秘訣のようだ。

 

(日経MJ113日号より)

 

3.【心まで片付くのが快感】

 

「断捨離(だんしゃり)」がブームになっている。

「ダンシャリ?何?」という人のために

断捨離とそれに強く惹かれる女性の心理を紹介したい。

 

断捨離とは、

断=不要なものを断ち、

捨=家のガラクタを捨て、

離=モノの執着から離れること。

 

クラター(ガラクタ)コンサルタントのやましたひでこ氏が提唱している、

不要なものを片付けることで心も整理して人生を快適にする行動技術である。

ヨガ道場で学んだ「断行」「捨行」「離行」という行法哲学を

日常に落とし込んだメソッドだ。

 

10年前から断捨離セミナーを開催していたやました氏だが、

ブームの発端は2009年に出した著書『新・片づけ術断捨離 』。

それもそもそもセミナーに参加し効果を実感したマガジンハウスの関陽子氏が

著書化を提案し実現した。

 

初版8000部が『とくダネ!』などテレビ・新聞・雑誌で紹介されるたびに版を重ねて、

26刷、17万部を突破。

関連著書3冊の累計は38万部を超える。

 

「今は物があふれかえっている次代。

『もったいないから』『いつか使うから』としまい込む。

物が主役の状態をやめて『今の自分に必要なのか』という軸で

選び直す行為が断捨離。

整理・収納術とは違う。

いわ足し算から引き算の生活へとシフトチェンジする重要性が

多くの人に認識され始めているのではないか」(やました氏)

 

断捨離が支持されるのは、

単に部屋や空間がキレイに片付く実利的な面だけにあるのでなく、

その行為が心にまで好影響を及ぼすからだろう。

 

発売中の『日経WOMAN』12月号では

読者7人の断捨離ルポを掲載している。

 

実は働く女性は、捨て願望がもともと強い。

1508人に聞いたアンケートでは

「捨てたいけどなかなか捨てられないものがある」と回答した人が84.3%にも上る。

(洋服、本、雑誌、思い出の品、バッグなどが多い)

 

そんな女性たちに断捨離を実行してもらったところ、

不用品が出るわ出るわ。

幼稚園からの書類が45?のごみ袋で10袋分、

ショップの紙袋450枚、

ハンガー50本、洋服10着などなど。

 

そして断捨離した結果、

みな一様に「気持ちがすっきりした」「自身がついた」

「心にゆとりが生まれた」「新たなことを始めようと思った」

と心境の変化を訴えている。

(中には「男性観が変わった」という人も!)

 

読者と往復書簡をしたやました氏は

「自分に主体性を取り戻したことが大きいだろう」と指摘する。

「自分のモノなのに、捨てるか否かの解答を、

他者である私に求めてくることが多いことに、改めて驚いた」。

 

日ごろ判断を人にゆだねることに慣れてしまっていることの表れでもある。

人任せにするのではなく、

過去にとらわれるのではなく、

今の自分を軸にしてその物が本当に必要かどうかを

絶えず自分に問いかけるのが断捨離。

 

そのことで決断力が磨かれる。

決断した結果を引き受ける覚悟も出来てくる。

それはモノだけでなく、ヒト(人間関係)やコトを取捨選択する力にもつながっている。

 

「最近男性の受講生も増えたため、ジェンダーを感じることがある。

男性は物が多くて『片付かない』と言うだけなのに、

女性は『片付けられない』と表現し、

これは自分の能力不足だと自分を責めては傷つけている。

断捨離はその状態を断ち切って、自分に主体性と自身と安心をもたらす。

たから多くの人に支持されているのではないか」。

 

これから、大掃除のある年末にかけて、

ますますダンシャリアンは増えそうである。

 

(日経MJ113日号より)

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